この記事では、シワがない人がしているケアの特徴を解説しています。
- シワがない人がしているケアの特徴は?
- シワになる原因って何?
- 一度できてしまったシワの対処方法は?
これらの疑問にお応えしていきます。
年齢とともに深く刻まれていくのがシワ。仕方がないと諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「シワがない人がしているケアの特徴とは?やるかやらないかで差が出る!」と題し、シワがない人がしているケアの特徴やできてしまったシワの対処法をご紹介します。
真似することで、あなたのシワ予防につながります。それでは早速解説していきます。
もくじ
シワがない人がしているケアの特徴とは?
歳を重ねればシワができるのは自然なことです。しかしシワがない女性の方がシワがある同年代の女性に比べてはるかに若く見えます。
そんなシワのない女性が日頃行っているケアの特徴はこちらです。
- 表情筋を使っている
- 保湿ケアを十分にしている
- 紫外線対策をしっかりしている
- 肌に負担を掛けない優しいスキンケアをしている
- シワを予防する食べ物を意識して摂取している
これらがシワのない人がしているケアの特徴です。順番にご説明していきます。
①表情筋を使っている
シワのない人は、日頃から表情筋をよく使っています。表情筋とは顔を動かすことで鍛えられる筋肉のことで、人とのコミュニケーションや笑顔の多い人は自然に表情筋が鍛えられシワが出来にくくなります。
逆に老けて見える人は、真顔でいることが多く表情筋をあまり使用していません。そのため、頬がたるんでほうれい線が濃くなります。
最近はマスクをする時間が長く、さらに人とのコミュニケーション不足で表情筋を動かす機会が減っています。このまま行くと数年後には、手遅れになるほどシワが深刻化する人が増える可能性があります。
日頃から「よく笑う」「よく話す」「よくかんで食べる」を意識することがシワの予防につながります。
表情筋をトレーニングしたい方におすすめなのが「あおあおういうい体操」です。
- 「あ」と「お」に口を開き30秒ごとに切り替えるのを何度か繰り返す
- 「う」と「い」に口を開き30秒ごとに切り替えるのを何度か繰り返す
「あ」は大きく口を開き、「お」は口の中に広い空間を作るように開きます。
「う」は唇をすぼめ前方へ突き出し、「い」は歯を見せて笑うように広角を上げます。
②保湿ケアを十分にしている
シワになる原因の一つは肌の乾燥です。シワのない人はいつも保湿ケアを十分にしていて肌がモチモチと潤っています。
もしあなたが毎日スキンケアをしているのにシワが目立つと感じる場合は、保湿成分が足りていない可能性があります。現在使用している基礎化粧品を見直してみましょう。
化粧水(水性成分)
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
乳液やクリーム(油性成分)
- ワセリン
- スクワラン
- シアバター
- ホホバオイル
これら成分が含まれた基礎化粧品でしっかりと保湿しましょう。乾燥を防ぎシワを予防するためには「水性成分」と「油性成分」どちらも必要です。
肌に浸透させるために効果的な順番は以下の通りです。
- メイク落とし(クレンジング)
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
洗顔後の清潔な肌に液状の化粧水で水分をプラスし、とろみのある乳液やクリームでフタをして水分を閉じ込めます。
乾燥しやすい目元や口元にはしっかり適量の保湿成分入りクリームを塗るのがおすすめです。
③紫外線対策をしっかりしている
シワのない人は紫外線対策を徹底しています。なぜなら、紫外線を浴び続けるとシワの原因になるからです。
シミやそばかすの元になるメラニン色素が紫外線で増えることは知られていますが、実は最新の研究でシワのたまご「ゼラチナーゼ」も発生してしまうことが判明しました。
ゼラチナーゼという酵素が発生すると、表皮のダメージと真皮のコラーゲン変性を起こし、将来のシワ発生率を高めてしまいます。
特に紫外線が強くなるのは4月〜8月です。日焼け止めや日傘、帽子、手袋、サングラスなどの紫外線予防は早期に行いましょう。
そのほかの月も、強い月の半分には減りますが、まったくないわけではありません。曇りの日などの対策も忘れずにシワのたまごを発生させないように気をつけたいですね。
④肌に負担を掛けない優しいスキンケアをしている
シワのない人は、肌に負担を掛けない優しいスキンケアをしています。
- クレンジングの際にゴシゴシ擦る
- 化粧水をつける際に強めにパッティングしながら肌に浸透させる
このようなスキンケアは肌に負担をかけ、シワの原因になります。肌への摩擦はできるだけ減らしましょう。
⑤シワを予防する食べ物を意識して摂取している
シワがない人は、外側からのシワ予防のほかに内側からの予防もしています。シワは食べる物でも予防効果が期待できるのです。
- 手羽先(コラーゲン)
- 卵(タンパク質・アミノ酸)
- 赤い食べ物(エビ・いくら・カニなどのアスタキサンチン)
- 緑黄色野菜(βカロテン)
- 果物(ビタミンC)
40代からは甘いものを減らすことでシワやたるみの原因となる「糖化」リスクを減らすことができます。
糖化とは・・・体内にある糖とタンパク質が結びついて肌をたるませる現象です。
甘いお菓子や飲み物は極力控え、間食はナッツ類、チーズ、ハイカカオチョコレート、昆布、スルメなどに変更し糖化しない肌を目指しましょう。
シワ予防に効果的な食べ物と糖化について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
https://knowsfree.com/around40-skincare7/
シワが出来てしまった際の対処法
シワができないように予防していても、それでもシワが目立ってきたという悩みがある方も多いでしょう。
できてしまったシワの対処法としてセルフケアで改善する場合と、皮膚科で治療する場合の2パターンを以下でご紹介していきます。
セルフケアで対処する場合
セルフケアは基本的にシワ予防に対して効果を発揮します。しかし、一度できてしまったシワでも、シワ改善に効果的なセルフケアを継続することで効果が期待できる場合もあります。
「皮膚科を受診するまででもないかな」とお考えの方は、一度試してみるのもよいでしょう。
- 眼輪筋(がんりんきん)エクササイズ
- 有効成分配合のクリームやパックを使用する
- 美顔器や表情筋トレーニング器具を使用する
それでは順番にご説明していきます。
眼輪筋(がんりんきん)エクササイズ
目元のシワは、目の周りを覆っている「眼輪筋」の筋力低下が原因でたるんでいる可能性があります。
目元のシワ改善に効果が期待できる「眼輪筋エクササイズ」をご紹介します。
- 目を見開き、顔を正面に向けて頭を動かさない
- ∞を描くように眼球を大きくゆっくりと5回動かす
- 逆回りで同様に5回動かす
眼球につられて頭まで動かさないように注意しましょう。
この∞の字を描くように眼球を動かすことで眼輪筋を鍛えることができます。目元のシワを改善したい方はぜひ行ってみてください。
有効成分配合のクリームやパックを使用する
シワの改善に効果が期待できる有効成分入りクリームやパックを使ってみるのも一つの方法です。
- 純粋レチノール
- ナイアシンアミド(リンクルナイアシン)
上記2つは目元にハリを与える効果が期待できます。ご自身が使いやすい物を選んで活用してみましょう。
美顔器や表情筋トレーニング器具を使用する
ほうれい線の改善には口周りの「口輪筋(こうりんきん)」を鍛える効果があるトレーニング器具がおすすめです。
口にはさんで隙間時間にエクササイズできます。
また電流で顔の筋肉を刺激して鍛える美顔器もシワ改善に効果が期待できます。
目元のシワやほうれい線ができてしまった場合でも、これらの美容グッズを使用して自宅でシワ改善に取り組むことは決して無駄にはなりません。
無理なくできるセルフケアでシワのない肌を目指していきましょう。
皮膚科で対処する場合
すでにくっきり目立ってしまった深いシワは、セルフケアでの改善に限界があります。短期間でシワを改善したい場合は皮膚科の治療も検討するとよいでしょう。
- ヒアルロン酸注射・・・へこんだ溝をふっくらさせシワを解消する(効果:約3ヵ月〜数年)
- ボトックス注射・・・表情の癖を抑えてシワの定着を防ぐ(効果:約4ヵ月程度)
どちらも効果は一時的ですが、セルフケアに比べて短期間で改善が期待できます。
皮膚科の受診に関して詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

https://knowsfree.com/around40-skincare6/
まとめ
それでは今回は「シワがない人がしているケアの特徴とは?やるかやらないかで差が出る!」ということで解説してきました。
シワ予防であなたの見た目年齢は大きく変わります。シワのない人の特徴を取り入れて、ハリのある肌を目指していきましょう。
それでは今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。