この記事では、ハリのある肌を取り戻したい40代女性に正しいスキンケアについて解説しています。
- 正しいスキンケアの方法は?
- 基礎化粧品の選び方が知りたい
- 美肌を保つにはどうしたら良い?
このような疑問にお応えしていきます。
40代になると肌がたるんでハリが感じられなくなるのが悩みの一つです。20代や30代と同じようなスキンケアではもうダメかも…と思い始める方も多いかもしれません。
そこで重要なのが40代からの正しいスキンケアと基礎化粧品の選び方です。必要な成分や基本ケアをマスターすることでハリのある美肌を取り戻すことができます。
今回は「40代の肌悩みはハリのなさ!アラフォーからの正しいスキンケアとは?」と題し、年齢に合ったスキンケアの方法と基礎化粧品の選び方を解説していきます。
もくじ
40代からの正しいスキンケアとは?

40代で肌にハリがなくなったと感じる女性は、30代から続けてきたスキンケアを見直すべき時期です。年齢に合った正しい方法をご紹介します。
- 正しい洗顔を行う
- 年齢に合った基礎化粧品を選ぶ
- スキンケアは正しい順番で行う
- 肌は優しくケアする
それぞれ順番にご説明していきます。
①正しい洗顔を行う
スキンケアの最初のステップとして重要なのが正しい洗顔を行うことです。余分な皮脂汚れを落とし美容液を肌に浸透させやすくします。
間違った方法で洗顔を続けると乾燥やシミ、シワなどの肌トラブルを招きかねません。毎日のことなので正しい洗顔方法をマスターしましょう。
正しい洗顔方法
1)手を洗う・・・まずは手を清潔にします。
2)ぬるま湯で洗顔・・・ホコリや汗などが付着しているため、洗顔料をつける前にぬるま湯で優しく洗い流します。
3)洗顔料を泡立てる・・・きめ細かく弾力のある泡を両手いっぱいに泡立てます。良質な泡を作るには泡立てネットや洗顔用の泡立て器を使うのがおすすめです。
4)優しく洗う・・・肌と手が直接触れないように泡で円を描くように洗顔します。
洗う順番は、①おでこからTゾーン、②頬、③顎、④目元、⑤口です。目元と口は皮膚が薄いので擦らないように注意が必要です。
5)ぬるま湯でしっかり洗い流す・・・32℃〜34℃くらいのぬるま湯を手に溜めて優しく流します。
6)清潔なタオルで優しく水分を取る・・・拭く際は擦らず優しく押さえるように拭き取ります。
以上が正しい洗顔方法です。
クレンジングのしすぎに注意する
クレンジングはメイクや毛穴の奥に詰まった皮脂汚れ、黒ずみなど「油性」の汚れを落とします。以下で注意点をまとめました。
- クレンジングは1分以内で終わらせる
- シャワーで流さない
- マッサージはしない
洗浄力の高いクレンジングは1分以内に終えましょう。それ以上肌に乗せておくと必要な水分や油分まで奪ってしまいます。
落ちにくいマスカラやリキットアイラインなどは、クレンジング前にアイメイクリムーバーで事前に落としておくと擦らず時短できるのでおすすめです。
シャワーの圧力はたるみの原因になりマッサージも肌ダメージに繋がります。
クレンジングと洗顔のダブルは洗いすぎによる乾燥を引き起こします。ダブル洗顔不要のクレンジングを使うと肌への負担が軽減できますよ。
②年齢に合った基礎化粧品を選ぶ
40代の肌にあう基礎化粧品の選び方のポイントを以下でご説明します。
- 保湿成分がしっかり入っているものを選ぶ
- 肌悩みに合わせたものを選ぶ
順番に説明していきます。
保湿成分がしっかり入っているものを選ぶ
スキンケアの基本は「保湿」です。40代になると女性ホルモンの分泌が低下し、乾燥から肌を守る皮脂量が大幅に減少します。
毎日スキンケアしているのにいつも肌が乾燥すると悩む40代女性も多いはず。もしかしたら保湿成分が足りていない可能性があります。
乾燥を防ぎハリのある肌を保つには「水性成分」と「油性成分」を合わせて基礎化粧品を選ぶことが重要です。
- 化粧水(水性成分)・・・セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが入ったものを選ぶと角質層の水分を保ってくれる。
- 乳液やクリーム(油性成分)・・・ワセリン、スクワラン、シアバター、ホホバオイルなどが入ったものを選ぶと肌の皮脂を補い水分を閉じ込めてくれる。
40代からは、成分表もきちんと確認して保湿力のある基礎化粧品を選びましょう。
肌悩みに合わせたものを選ぶ
代表的な肌悩みに効果が期待できる美容成分を以下でまとめました。
ハリ・たるみ・シワが気になる方におすすめな美容成分
- レチノール
- ナイアシンアミド
- ニールワン
- ビタミンC誘導体 など
シミ・くすみが気になるが気になる方におすすめな美容成分
- ビタミンC誘導体
- m-トラネキサム酸
- プラセンタエキス
- アルブチン
- ナイアシンアミド など
基礎化粧品を選ぶ際にはこれらの美容成分も一緒に確認することで、あなたに合った基礎化粧品が見つかるはずです。
③スキンケアは正しい順番で行う
基礎化粧品の効果を最大限に生かすための正しい順番を以下で解説していきます。
- メイク落とし(クレンジング)
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
清潔な肌にサラサラした液状の化粧水で水分をプラスし、とろみのある乳液やクリームでフタをすると効果的です。
とはいえ、忙しい40代女性にとってこれらすべてを使うのは時間的にも経済的にも大変ですよね。その場合はオールインワンも活躍します。
オールインワン一つで満足できなければ、化粧水と乳液後に保湿としてオールインワンを使用すると効果が高まります。
④肌は優しくスキンケアする
クレンジングで強めに擦ってしまうことや、軽く叩きながらパッティングで基礎化粧品を付けることは肌へのダメージに繋がります。シミや赤みの原因にもなるので控えましょう。
スキンケアする際は、強い刺激を与えず大切なものを触る時のように優しくするとお肌も嬉しくなり美肌で答えてくれます。
40代が美肌を保つ方法5選

40代ともなると外側だけのスキンケアで美肌を保つことは難しいです。内側からのケアにも力を注ぐようにしましょう。以下で内面からのケアに効果的な方法5選をご紹介していきます。
- 良質な睡眠を取る
- 適度な運動習慣を身につける
- 食生活に気をつける
- 入浴でリラックス&美肌効果促進
- ストレスを溜め込まないよう意識する
順番にご説明します。
①良質な睡眠を取る
良質な睡眠は肌のコンディションに大きく影響します。特に眠り始めの3時間は多くの成長ホルモンが分泌されるため肌のターンオーバーが促進されます。
仕事と家事で忙しい40代ですが美肌のためには睡眠時間をきちんと取りましょう。

②適度な運動習慣を身につける
適度な運動で得られる美肌メリットは以下の通りです。
- 汗をかくと毛穴の汚れが落ち、体内の老廃物が排出される
- 血行を良くし肌のターンオーバーを促進する
- 成長ホルモンが分泌され全身の老化防止になる
これらのメリットにより、肌荒れを解消しハリのある美肌が期待できます。
今まで運動習慣がなく、どんなスポーツをしたら良いか分からないという方にはウォーキングやヨガ、ピラティスなどがおすすめです。誰でも簡単に始められ、ヨガやピラティスは自宅にいながらオンラインで参加することもできます。
誰かに見られながら運動したくないという方もオンラインなら安心です。

③食生活に気をつける
美肌と食生活は切り離せません。特に40代からは糖分の取りすぎが「糖化」の原因になります。美肌の為に積極的に摂取してほしい食べ物を以下でまとめました。
- シワ・たるみ(抗酸化作用)・・・バナナ、ブルーベリー、アボカド、トマト、人参、キャベツ、ニンニク、大豆、ごま
- シミ・くすみ(抗糖化作用)・・・アーモンド、しょうが、サニーレタス、モロヘイヤ、めかぶ

この他にも、肌のハリを保ちシワのない肌を作るために必要な栄養素は数多くあります。詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
https://knowsfree.com/around40-skincare7/
④入浴でリラックス&美肌効果促進
入浴は心と体をリラックスさせ新陳代謝を高めてくれます。美容効果を高めるポイントを以下でご紹介します。
1)お風呂の温度はぬるめ40℃くらいにする
熱すぎると体が芯から温まる前にのぼせてしまいます。また、必要な皮脂まで落としてしまい肌が乾燥しやすくなるので美肌のためには、ぬるめのお風呂がおすすめです。
2)入浴剤で自律神経を整えリラックス効果をUPする
入浴剤には血流を促進し自律神経を整える効果があます。何よりあなたの好きな香に包まれながら入るお風呂はリラックスできますよね。
お風呂の時間を楽しむためにも好きな入浴剤で気分をアップしましょう。
3)入浴時間は長すぎず15分〜20分くらいにする
長湯することが美容に良いと勘違いされている方もいるかもしれません。しかし肌の乾燥を防ぐためにも入浴時間は15分〜20分くらいにしましょう。

⑤ストレスを溜め込まないよう意識する
ストレスからくる肌への影響は以下の通りです。
- 皮膚の血管収縮
- 男性ホルモンの増加
- ターンオーバーの乱れ
- 皮脂の過剰分泌
- 紫外線によるメラニンの増加促進
少なからずストレスは誰でも感じているはずです。肌に表れるまで溜め込まないように適度にストレスを発散できると良いですね。
まとめ

以上、今回は「40代の肌悩みはハリのなさ!アラフォーからの正しいスキンケアとは?」について解説してきました。
今までは特に気にしていなかったスキンケア方法も、40代になると見直しが必要です。あなたに合った基礎化粧品と正しいスキンケア方法で美肌を手に入れましょう。
それでは今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。