家族ができたら想い出をどんどん作りたい。
子供たちをいろいろなところへ連れて行ってあげたい。
そんな気持ちを持つお父さん、お母さん、きっと多いと思います。
しかし、家族が増えれば増えるほど、旅行の予算も膨らみますw
家計を支えながら、旅行費用を捻出するというのは簡単なようでかなり難しいです。
※よほど余裕があれば話は別です
ちなみに管理人は元旅行会社勤務で、かなりの旅行好き。
収入に余裕など全くありませんが、大型休暇には家族4人で約10万円で旅行をしています。※この方法は子供が12歳まで有効です。
今回は、旅行好きだけどお金に余裕のない一般的なサラリーマン家族の旅行術ということで、膨らみがちな家族旅行の予算を抑えるためのスキルと考え方をお伝えしていきたいと思います!
もくじ
まず旅行でかかる大きな金額を確認しよう

一般的に、旅行をする際に支出が大きいものをチェックしてみましょう。
- 交通費(航空券など)
- 宿泊費(ホテル代など)
- 飲食代(外食など)
遠くへの旅行には必ず移動が伴いますから、どうしても移動にかかる交通費は必要です。
そして、日帰りでは帰れない場所に行くということは、安全に眠れる場所を家とは別に確保しなくてはなりませんよね。
さらに、人間ですから食事は必ずしなくてはなりません。
以上のことから、旅行においてはこれらの支出は絶対にかかってくる費用かと思います。
もちろん、テーマパークに行く場合は入園料などもかかりますし、お土産代などもありますが、これらは旅行の目的やお付き合いの人数にもよりますので、誰しもがかかる費用ではありません。
移動にかかる費用(航空券代)を削減しよう

旅行において最大の支出は、交通費です。
これは、飛行機代のみならず、電車代やレンタカー代も含みます。
ですので、この交通費をどれだけ削減できるかということに、低予算での旅行の成功がかかっているといっても過言ではないでしょうw
基本的に、飛行機代は一番大きい金額です。
例えば繁忙期に東京から沖縄に行くとすると、LCCなどを駆使したりして、どれだけ安くても往復4万円以上はしますね。家族4人となるとそれだけで予算の10万円は軽くオーバーしてしまいます。
ですので、飛行機代は無料で行くということを前提としてください。
飛行機代はマイルで賄うことが基本です。
パッケージツアーのほうが安いのではないかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。飛行機代は無料で、ホテル単体での予約のほうが遥かに費用対効果が高いです。
マイルの貯め方は、こちらの記事をご参考にしてください。
知らなきゃ損!家族4人の飛行機代を無料にする近道は?簡単なマイルの貯め方はJALでもANAでもない!
この方法を知っているかどうかで、旅行にかかる費用は10万円以上は違います。
知っていて損はない方法です。
ホテルは家族4人ならルームチャージ制を

日本の旅行会社でホテルを予約すると、だいたい1人いくら~という金額提示が当たり前です。これは大手の旅行会社のサイト予約でも同じです。
しかし、個人で海外旅行に生き慣れている方はご存知かもしれませんが、たいてい海外のホテルはルームチャージ制を採用しています。
ルームチャージ制とは、要するに1人いくらではなく、1部屋いくらという形です。
もちろん、たいてい1部屋あたりの定員の設定がありますので、1部屋に10人とか非常識な考えは通用しませんw
部屋の大きさにもよりますが、通常のスタンダードのツインタイプの部屋だと大人2人+子供2人まで添い寝可というパターンが多いです。
もちろん、ベッドの台数もツインですと2台決められてますから、家族4人だと当然添い寝というパターンになります。エキストラベッドは追加料金が発生するので基本的には使いません。
しかし小学生くらいまでなら、そんなに狭さを感じずに一緒に寝られますよ。
だいたいホテルというのは、観光して夜寝るだけという利用が多いですし、疲れていれば多少狭くても十分体を休めることは可能です。
コツとしては、
- ツインの部屋を予約すること。
- 事前にホテルへ連絡して、ハリウッドタイプにしてもらう(ベッドをくっつけてもらう)こと。
- 素泊まり(朝食なし)
比較的新しいホテルは、シングルでも割とワイドタイプのベッドを採用していることも多いです。ベッドを2台くっつけてもらえば、4人寝てもそれほど狭さは気になりません。
また、朝食も朝はパンと飲み物をコンビニで購入しておくだけでも十分です。
ホテルでの朝食に1人1,500円もかけていてはもったいないです。
実は、国内のホテルでもそういった予約ができるサイトはいくつかあります。
管理人がよく利用するサイトをご紹介します。
Expedia (エクスペディア) |
我が家がよく利用するサイトです。直前までキャンセル手数料が無料という料金設定もあり、安心して利用できます。 |
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Hotels.com (ホテルズドットコム) |
こちらのサイトも、登録ホテルの数が多いのでおすすめです。 サイトもとても見やすいです。 |
2つのサイトは同じホテルを取り扱っていますが、料金が違うこともよくあるので、比較サイトを利用して簡単にチェックすることをおすすめします!
全世界270万軒の宿泊施設からプランを一括比較【ホテルズコンバインド】
管理人は2019年3月に、家族4人でディズニーランドへ行った際もExpedia(エクスペディア)を利用しました。
このときに実際にかかった金額は、ディズニーランド1日+浅草観光(2泊3日)で家族4人で約5万円でした。(お土産代や食事代は除く)
こちらの記事もご参考にしていただければ、ホテルを安く効果的に利用できることがお分かりいただけるかと思います!

旅行での食事における支出を考える(外食)

家族旅行中は、宿泊先がホテルであればなかなか自炊をするのは難しいですよね。
ということは、必然的に外食が増えてしまいます。
外で食事をするということは、お店で注文すると安くても一人500円~1,500円程度の食事をするということになります、
例えば家族4人(大人2人+小学生の子供2人)で3泊4日の旅行をしたとして、すべてを外食にすると、1日1人3,000円程度の食費がかかります。
※朝食(500円)・昼食(1,000円)・夕食(1,500円)と想定。
ということは、3泊4日で4人分ということは、48,000円です。
これはかなり少なく見積もったですので、実際にはおやつを食べたり、お酒を飲んだり、ジュースを頼んだりすると、もっと膨れ上がりますよね。
夜ご飯を居酒屋やちょっと良いレストランで毎食食べるとなると、おそらく60,000円~70,000ほどはかかるでしょう。
これでは、かなりの出費になってしまいます。
子供が小さいうちは、そんなに食べる量も気になりませんが、小学生ともなると大人並みの食事の量となりますから、大人4人分と考えても良いでしょう。
当然ですが、3食のうち一番食事代がかかるのは夕食です。
そこで、管理人が取り入れているパターンは以下の通り。
朝…惣菜パンorおにぎりと飲み物をコンビニで購入しておく
昼…地域の飲食店で地方の味を楽しむ
夜…地元のスーパーやお惣菜屋さんをチェックし、持ち帰り可能なものをホテルで楽しむ
こうすることで、夕食にかかる費用をグッと抑えることができますよ。
また、子供連れでの外食は何かと落ち着かないものです。
夜はゆっくりとホテルの部屋のほうが安心ですよね。
お得なランチタイムに地域の特産である食事を楽しみつつ、夜は地元の人が普段食べているものをのんびりと部屋で楽しむ。
これもまた、旅も醍醐味とも言えると思います!
家族旅行を格安にするための大切な考え方は?

そもそも旅行というのは、行かなくても生活には困らない、いわば娯楽です。
わざわざお金と時間をかけていくのですから、無駄は省きつつ有意義に過ごしたいものですよね。
その際に、ぜひ意識してほしいことがあります。
とってもシンプルなのでぜひ取り入れてほしいです。
- 自然や景色を楽しむ
- 見栄を張らない(旅行宣言をしない)
- 気を大きくしすぎない
テーマパークが目的の旅行であれば仕方がありませんが、旅行をするにあたってのテーマとしては、例えば海がきれいな場所や、景色や建造物が素晴らしいところへ行って非日常を味わうという目的意識を持っていかれると良いと思います。
シンプルに、子供たちと一緒にきれいなビーチで一日過ごしたりするだけでもじゅうぶん贅沢なものですし、城だったり風景だったり、心に強く印象を残してくれる場所はたくさんあります。
また、結構厄介なのが、人に対して「見栄を張る」ということです。
職場で休みを取らなければならないとなると、行き先を告げる必要があるかもしれませんが、それ以外は「旅行に行く」と宣言・公言すること自体をしなくても問題ありません。
人に「旅行に行く」という公言をしてしまうと、「お土産を購入していかなければならない」という意識が働いてしまいます。お土産代も結構バカになりませんよね。菓子折り1つでも1,000円ほどはかかりますので、複数だと数千円にものぼります。
また、見栄を張るということがエスカレートすると、人にどんなホテルに泊まったか、どこに行ったかを報告するためにすべてをランクアップさせてしまうということも無きにしもあらずです。
実は、「ひっそりと旅行に行っていた」…というのは理想的。
旅行報告はずっと後で報告しても良いかもしれませんね。
ですから、旅行直前と直後に友人と会うという約束も、口が固い人以外はオススメしませんw
あとは、旅行だからと言って、普段は絶対に買わないような物を購入しないようにするという意識も非常に大切です。
お財布の紐の硬さは、普段どおりを心がけてくださいねw
家族旅行4人分の予算を格安にする方法は?まとめ
いかがでしたか?
普段国内旅行のパッケージツアーに慣れている方は、ぜひこのパターンをお試しいただければ、どれだけかかる費用が違うかということを実感していただけるかと思います。
もちろん、マイルを貯める期間も考えなければならないので、今すぐにというわけにはいきませんが、子供たちが大きくなるまでに確実に2年ないし3年に1回は格安予算で大きな旅行ができますよ!
ぜひ、格安旅行の基本スキルを身に着けて、余裕のある旅行をしていただければ嬉しいです!


https://knowsfree.com/hokkaido-seamarket/
