LIFE・NEWS・TIPS

災害時は不安で店やスマホ充電に行列をつくる?人間の群集心理って何?

災害時,店舗行列,人間,集団心理,特徴

ここ最近、また地震が増えてきましたね。

2011年3月に東日本大震災、2018年9月に胆振東部地震と2つの大地震を経験した管理人管理人ですが、その時に感じたことがあります。

それは、

どうして人は大行列をつくってまで買い占めようとするのか?

これは、2度の災害時にどちらも起きた起きたことなのですが、
とにかく、みんながみんなこぞってに店に駆け込み並んでいました。

今回は、大地震や大災害の後、人々がどうしてスーパーやガソリンスタンドに行列を作ってしまうのか、心理的な面から考察してみたいと思います!


スポンサーリンク

前にならえ!群衆という特性は個人の意志とは別のもの

災害時,店舗行列,人間,集団心理,特徴引用元:www.sankei.com

群衆。人は集まると大きな力を発揮します。
群衆というのは、何もデメリットばかりではないはずですよね。

一致団結して取り組むスポーツだったり、同じ考え方の人たちの集まりだったり。
彼らが行動を起こせば、大きな影響力を持つことができます。

でも、一方で一度コントロールを失うと暴行事件大量窃盗のようなトラブルに発展する可能性もじゅうぶんにあります。

群衆心理は個人の心理とは別の特性をもっているとも考えられますね。

そもそも群集心理というのはどういうものなのでしょうか。
社会心理学者のル・ボンが提唱した古典的な群衆心理の仮説とは?

確認していきましょう。


スポンサーリンク

ル・ボンが提唱!人間の群集心理の法則とその特徴とは?

災害時,店舗行列,人間,集団心理,特徴引用元:www.brush-stock.com

1.道徳性の低下

群衆に入ると個人個人のモラルはものすごく下がります。
「みんながやっているから大丈夫!」と、自分の行動に無責任になり、衝動的に動いてしまいます。

ある人が石を投げたり、物を壊したりすると多くの人が、悪いことだとは分かっているものの、それに同調し、止められなくなるのです。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というギャグは群衆心理における道徳性の低下をとてもわかり易く表現しているのかもしれませんね。

2.暗示にかかりやすくなる

人は集まると暗示にかかりやすくなり、正確な判断力が失われてしまいます。

その上に心理的な感染が顕著に現れてきます。

たくさんの人が集まるホールやスタジアムのような場所で火事や災害などがおきると、一斉にパニック状態になってしまいますよね。

非常口がいくつかあるのに、同じ出口にみんなが殺到したりするケースなどがこれに当たります。

今回の被災時でも、誰かがやると自分もやらなければという心理的な感染と、店舗に殺到するケースは本当に分かりやすいです。

3.思考が単純になる

個人では思慮深い人であっても、群衆にまぎれることによって、無意識のうちに個人としてのアイデンティティが低下してしまい、モノの見方や考え方が単純になります。

そのことで結果的に感情的な考え方や行動が顕著になってくるのです。

災害時には、物流が一時ストップします。
みんなが買い占めるのでスーパーから商品がなくなります。

そして焦った人間は、店舗に何時間も並び、ほとんど空っぽになった店の中の少ない商品から、とにかく手当たりしだい買ってしまうのです。

いつもだったら絶対に買わないのに。

思考は完全に単純化してますよね。

4.感情的な動揺が激しくなる

感情の動揺が強くなり、興奮状態に陥りやすくなるなります。

音楽ライブなどはこのような群衆の興奮しやすい性質を上手く利用している例ですね。

災害時には、「みんな買ってる!」「自分も買わないと飢えてしまう」という一種の興奮状態ということでしょう。

災害時に店に行列をつくるのはなぜ?

災害時,店舗行列,人間,集団心理,特徴引用元:www.peters.jp

災害時は異常事態です。
普段の状況でも群集心理が働くことがありますが、非常時はその心理になりやすいです。

そもそも、家に食材もそこそこあるのに、どうしてこの非常時にわざわざ店舗まで行って並んでまで買いたいのか。

それは、やはり群集心理
「みんな買ってる!私も買いに行かなきゃ!」


スポンサーリンク

異常事態はいずれ落ち着く!まず自分を省エネモードに

では、災害時にはどのように行動すればよいのでしょう。

まず意識してほしいのは、こういった異常事態になったら、自分自身も省エネモードに切り替えることが大切です。

どういうことかというと、無理やり通常通りの生活を送ろうとしないということなんです。

たとえば、コーヒーに入れる牛乳がない!→買わなくては!・・・とか、毎日ヨーグルトを食べてるから、それをなんとしてでもGETしなければ!・・・という考えではなく、なければないで仕方ないと諦めることも必要なことです。

災害時は物流が一時ストップし、スーパーは品薄状態にはなりますが、それも長くても1週間くらいで落ち着いてきます。

しばらくのあいだは、嗜好品は我慢すればいい
最低限、水と米、少しのタンパク質とビタミンさえ補えれば、人間は死ぬことはないのですから。

また、ガソリンスタンドに2時間アイドリングしながら並ぶことも、全く意味がありませんよね
結局一台10Lの給油制限がかけられたりするのですから。

貴重なガソリンをかけて、少ないガソリンを求めに行くというのは、ちょっと考えればおかしな行動だと思いませんか?

災害時における群集心理についてのまとめ

いかがでしたか?

異常事態には、停電で信号もストップしたりもしているし、人々も興奮状態。
いろいろと事故や犯罪も起こりやすいものです。

夜中でも、人が物を求めてウロウロしてるんです。
通常の生活では考えられないですよね。

ですから、そういう時はなるべく外に出ないで、家でゆったりとしている方が安全だし、精神的にも良いと思います。

異常事態はかならず落ち着きますが、普段何も考えずにいるとパニックになりやすいです。

まずは、こういう時のために、ある程度の食料品などの備蓄を考えておくほうが得策だと思いませんか?


スポンサーリンク