年々、年賀状に対する意識が変わってきている私達。
それはインターネットの急激な普及にあると思います。
インターネットが登場する以前は、コミュニケーション手段としては電話か手紙しかありませんでしたが、昨今ではスマホで手軽にLINEやインスタグラム、TikTokやその他様々なツールを使い、いつでもどこでも友人との接触が可能になったからです。
普段連絡を取り合う大切な友人たちであれば、年賀状がなくても付き合いは続くでしょうし、年に1回の年賀状のやり取りだけで細々と付き合いが続く人は、おそらくこれ以上の人間関係は発展しないと考えると、年賀状をここで辞めてもあまり人生に影響は及ぼさない気もしますよね。
ということで、今回は「年賀状を辞めるときの文例」をご紹介したいと思います。
年賀状を辞めるときの文例5選!

さっそく、文例をご紹介していきたいと思います。
いつも付き合いのある友達や、あまり会わないビジネス関連の付き合い(過去)の人向けに事務的な感じの文例も載せています。
文例はこの限りではありませんので、アレンジはご自由にしていただければ良いと思います。
明けましておめでとうございます。
誠に勝手ではございますが、本年を持ちまして皆様への年始のご挨拶を控えさせていただく事とさせていただきました。ご了承くださいますようお願い申し上げます。
ただ、今後とも変わらぬお付き合いをさせていただけると幸いです。
今後は◯◯でメッセージのやり取りできればと思います!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
令和三年 元旦
明けましておめでとうございます。
恐縮でございますが、時代の移り変わりもあり、皆様への毎年の年賀状も今年限りで失礼させていただきたいと思います。
誠に勝手ではございますが、今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
これからは電話やメール等で連絡を取り合わせていただければ幸いです。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和三年 元旦
謹賀新年 旧年中は大変お世話になりました。
デジタル時代になりました!時代の移り変わりもあり、
今年をもちましてどなた様にも新年のご挨拶状を最後とさせていただきます。
今後も、普段のお付き合いの方はよろしくお願い致します。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。
令和三年 元旦
あけましておめでとうございます。
誠に勝手ではございますが、本年を持ちまして皆様への年始のご挨拶を控えさせていただく事とさせていただきました。ご了承くださいますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
令和三年 元旦
謹賀新年 旧年中は大変お世話になりました
恐縮でございますが時代の移り変わりもあり、どなた様にも年賀状は今年限りとさせて頂くことにしました。非礼を深くお詫びいたします。
誠に勝手ではございますが今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。
令和三年 元旦
【コツあり】年賀状を辞めるときの大切なポイント

年賀状を辞めるよ!という例文だけですと、どうしても形式ばった感じは残りますよね。
そこで、最後に温かみ残しつつ、嫌味のない最後の年賀状にするための大切なポイントがあります。
- 誰に対しても「今後は年賀状を出さない」という文面にする。(あなただけではないという事がわかるようにする)
- 手書きで一言オリジナルのメッセージを加える
- メールやライン、電話番号などを書いておく
例えば、①であれば以下のような例文を入れると良いと思います。
- 本年をもちましてどなた様にも年始のご挨拶を控えさせて頂く事に致しました。
非礼を深くお詫びいたします。 - 皆様への毎年の年賀状も今年限りで失礼させていただきたいと思います。
- 今年をもちましてどなた様にも新年のご挨拶状を最後とさせていただきます。
こうすることで、「あぁ、この人はもう誰にも年賀状を出さないんだな。年賀状自体を書かないんだな」とお相手も分かるのです。
最後に嫌な印象を残さないようにしたいですよね。
失礼にならないように、ポイントは抑えておきましょう!
最後の年賀状はキレイに仕上げよう

最後の年賀状、心のこもったメッセージで締めくくるともちろんそれだけでも好印象ですが、年賀状の集大成として綺麗な仕上がりで年賀状を送ることをおすすめします。
自宅で印刷すると、かすれたりインクが滲んだり、結構トラブルも多いもの。
やはり、プロに印刷やデザインを頼むのでは、出来栄えや印象が全く違います。
早めの注文がお得です。
年賀状を辞めるときの文例は?まとめ
もちろん、今でも手紙の良さはありますよね。
何か物を受け取ったときに出すお礼状やお誕生日のメッセージカードなど、特定の人に特別なメッセージや文面を載せて送る手紙は、受け取った側も非常に嬉しいものです。
しかし、年賀状というのはそれとは少し違うように思います。
年末になると、忙しいながらも「面倒だけれど送らなければ」という、どちらかというと送りたいというポジティブな感情で書くのではなく、「やらなくてはならない」義務的な作業として年賀状を用意する人が多いのではないでしょうか。
管理人は2年ほど前にこちらで掲載している文例を使い年賀状じまい(年賀状を辞めること)をしましたが、本当に年末はゆっくり過ごせるようになってかなり楽になりました。
また、本当に付き合いたい友人や新しい出会いにも恵まれるようになりました。
これが年賀状を辞めたことで一番大きいことでした。
使うか使わないかはあなた次第。
ぜひ、じっくり考えてみてくださいね。