転職

デメリットにならない?女性の非正規雇用でも経済力をつける働き方

近年、日本ではパートやアルバイトなどの非正規雇用の割合が増えているといわれています。

特に子育て中の女性は、非正規雇用での働き方を選択または余儀なくされている方が多いのではないでしょうか?

私自身、10年以上非正規雇用での働き方を選択してきました。
もちろん、正規雇用で働くことを希望していなかったわけではありません。どうしても子育てとの両立を考えると、フルタイムの正規雇用への転身に不安があったのです。

しかし、後悔はしていません。
なぜなら、非正規雇用の働き方をしたおかげで時間的な余裕をもって育児も堪能できましたし、子供に手をかからなくなった今は、正規雇用での転職にも成功したからです。

非正規雇用での自由度の高い働き方も、決してデメリットばかりではありません。
ただし、非正規雇用で働くとしても、やみくもに職業選択をしていては、将来につながりません。

今回は、女性がいずれ経済力を身につけるべく、デメリットにならない非正規雇用の働き方や意識の仕方などをお伝えしていこうと思います。


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非正規雇用はデメリットばかり?譲れないメリットとは

非正規雇用といっても、パートや契約社員、嘱託、非常勤など、形態はさまざまです。
私自身も、以前は11年ほど非常勤講師という非正規雇用での仕事をしてきました。

  • 昇進なし
  • 昇給なし
  • 賞与なし
  • 有期雇用(1年更新)

私自身が経験してきた雇用条件です。

そういった部分が、世間一般的には、非正規雇用のデメリットばかりと言われる理由なのだと思います。

確かに、正規雇用で長年働いている人と比較すると、例えば同じ40歳同士だとしても、どうしても収入面に差があるのは否めません。

しかし、あえて非正規雇用を続けてきた理由は以下の点です。

  • 休みが多い
  • 融通が利く
  • それほど責任が求められない

選択的非正規雇用での働き方をされている女性のかたのほとんどは、子育てに専念したいという希望が大きいのではないでしょうか。

フルタイムで働いていると、金銭的な余裕は確かにありますが、どうしても時間的余裕をつくるのは難しいと思います。

非正規雇用のメリットは、時間の確保ができるということ。
これは、金銭面以上に譲れないメリットになるのではないでしょうか。


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非正規雇用は女性が経済力を得るための準備期間

ゆったりと子供と関わることができ、ある程度の収入も確保できる、そして、時期が来たら正規雇用でもっと経済力をつける。

そんな準備期間としての非正規雇用の働き方を強くお勧めします。

やみくもに、誰でもできるような非正規雇用を選択するのではなく、ある程度の知識と専門性をもって、専門的な非正規雇用の仕事を得るのです。

もし、何らかの資格があるのなら、その経験を得るための期間として非正規雇用を利用すると、その経験はあなたの財産になります。そして、いずれ正規雇用での転職活動で必ずその経験は生きてくるはずです。

もし、強い資格がないとしても、得意なことはあるはず。
一貫性をもって職業を選択すると、深い経験と幅広い知識も得られることでしょう。

子育て期間は長期にわたります。
例えば、子供が中学生になったら正規雇用のフルタイムでしっかり働きたいと思ったとすると、生まれてから12年くらいは非正規雇用で働くことなります。

その長い期間を、ただ戦略なくなんとなく働いて過ごすか、短い時間なりに専門性を高めながら働くかで、将来的に必ず変わってくるのです。

女性の非正規雇用でデメリットなしの働き方|まとめ

かわいい盛りの子供たちをしっかり見ておきたい思うなら、やはり時間的な余裕は絶対に必要ですよね。

しかし、しっかりと子育てした顛末が、非正規で経済力のない自分というのもさみしいです。自分に経済力があれば、将来的にも家族や子供たちの助けにもなりますし、自分自身にも大きな自信をもたらしてくれます。

女性こそ戦略的に動いて、デメリットのない非正規雇用の働き方をしていきましょう!


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