運動会で盛り上がるといえば、やはり子供たちのリレーですよね。
運動会前は、特に走るのが得意で速い子供を持つ親にとっては、ひそかに期待している人も少なくないのではないでしょうか。
リレーの選手に選ばれたからと言って特になんてことはないのですが、やっぱり少し誇らしい気持ちにもなりますよね。
管理人も2人の小学生の男の子がいますが、リレーの選手を決める時期はこちらまでドキドキそわそわしますw(兄は4年連続、弟は2年連続リレーの選手)
今回は、小学校時代にリレーで県大会に出場した経歴のある管理人が、リレーの選手の決め方と我が子がより速く走るためのコツと練習方法をチェックしてみたいと思います!
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!
もくじ
学校で違う?リレーの選手の公平な決め方は?

運動会の時期は、地域によって違うものの、実際に出し物の練習などを始める時期はおよそ1ヶ月前くらいからになります。
リレーは、1年~6年の学年選抜形式で行う場合や、1年~3年の低学年チーム、4年~6年の高学年チームに分けて競技を行うパターンがありますよね。珍しいところでは、学年別クラス対抗で行うこともあるようです。
リレーの選手を決める時期としては、2~3週間前くらいから決めることが多いのではないでしょうか。
決まったら、朝や放課後にバトンの渡し方の指導や走る順番など、本番に備えて練習をしていきます。
気になる選手の決め方としては、学校によっても様々。
しかし、特に多いのは以下の2つの決め方になると思います。
タイムを計測して決める

管理人の子が通う学校でも採用している方法ですが、学年によって違いますが50m走や80m走のタイムを測定して決める方法です。
タイム測定は1回ではなく、2回~3回で決めることが多いです。
また、1発勝負の学校もあるようです。途中で転んでも靴脱げてもタイムはタイムですので、1回計測とシビアですね。
その日のコンディションも影響しますので、このように複数回のタイム計測をすることでより正確に、そして公平に決めることができるので、この複数回のタイム計測の方法を採用している学校はかなり多いかと思います。
その場の競争で決める

実際に走った順位で決める方法です。
人数が多い場合は、それぞれの回の1位同士で競い、その順位で決めるというやり方です。
ただ、この方法だと走るメンバーによって順位が大きく違うので、タイム計測のような正確さは望めません。
速い人と一緒に走ると、影響されて速く走れるということもありますので、その時の順位が一概に正しいとは言えないのかもしれません。
その他の決め方

調べてみると、意外にも立候補制やくじ引きも採用している学校があるようです。
その場合は、立候補した中から勝ち抜きで選ばれます。
ただ、立候補した人数が少ないと足が速くなくても選ばれることもあるので、運動会当日はなかなか厳しい結果になることもあるのだとか。
くじ引きは、おそらく学校の都合が大きいように思います。(モンスターペアレンツ対策など)不公平感を煽らないよう配慮しすぎた対策なのかもしれませんね。
こういった決め方の場合は、どうしても速い子選抜になりきらないので、競技としては盛り上がりに欠けてしまうということもありそうですね。
今すぐ出来る!子供が早く走るための練習とコツは?

今まで速く走るための練習なんてやったことがないという人も多いと思います。
改めて走る練習なんて、意識しない限り普通はしないですからね。
もちろん速く走るということは、生まれ持った素質なども大いに関わってくるので、これをしたから劇的に速くなる!というのはなかなか難しいと思います。
しかし、速いんだけど今一歩!というお子さんは、練習やコツなどを取り入れると伸びにつながることもありますので、お試しいただけると良いかと思います。
速く走るための練習方法は?

元陸上選手の管理人は、走り方にはちょっとうるさいですw
我が子にも伝授した方法なのですが、難しく考える必要はありません。
まず、第一に姿勢を正しくするということは基本中の基本です。
シンプルに、姿勢が良ければ速く走れるようになるんです。
正しい姿勢とは、簡単に言うとまっすぐな状態です。
まっすぐといっても、なかなかつかめない表現なのですが、これを体感する方法があります。
それは、寝転んだ状態でできるだけ身体を地面につけることです。
まっすぐの感覚を掴んだら、これを立った状態で再現します。
そして第二に、目線をゴールに定めます。
視線を固定することで頭の位置が安定し、姿勢が崩れにくくなるのです。
つまり、走っている最中もまっすぐな状態を保てます。
なぜまっすぐにこだわるかというと、体のブレを最小限に抑えるためです。
体がブレると無駄な動きが大きくなり、遅くなってしまうのです。
基本姿勢が分かったら、次のコツを見ていきましょう!
意識するだけで違う!コツは意外と簡単
コツを簡単にまとめてみました。
- 腕を大きく振る
- 顎を引く
- 前に体重をかけて加速
他にもいろいろと細かい部分はあるのですが、これだけ意識するだけでも全然変わってきます。
子供はシンプルな指示のほうが絶対に伸びます。
強いて言えば、少し前のめりに体重をかけるときに、足をベタッと着けるのではなく親指の付け根に、つまり「母指球」に体重を乗せて走ることを、意識させるようにするとなお良いと思います。

姿勢とコツを意識して、公園でも校庭でも走って練習するだけで、タイムもだいぶ早くなると思いますよ。
お家でできるかけっこが早く練習もおすすめです。
引用元:YouTube
定着するには練習あるのみ!
ぜひ運動会のリレーの選手選考前には意識させてあげるようにしてくださいね。
かけっこ教室も人気!どこでやってる?

管理人は利用したことがありませんが、かけっこ教室なども人気ですよね。
自治体や運動施設、スポーツメーカーなどが主催で行われる、子供向けの走り方教室。
たまにチラシを目にしますし、ホームページで検索すると家の近くでもやっているかもしれません。全国のかけっこ教室を調べられるサイトもありました。
元アスリートや陸上選手の的確なアドバイスと、子供たちの順応力があればきっと良い走りに変わるのではないでしょうか。
運動会に向けてとなるとタイミングが難しいと思いますので、普段から走り方を改善させるために、一度受講させてみても良いかもしれませんね。
リレーの選手の決め方は?まとめ
いかがでしたか?
子供の運動会がワクワクするのも小学校のうちだけ。
しかも最近は、お弁当なしで午前中で終わる運動会も増えてきています。
昔ながらのリレーも、もしかすると将来なくなってしまう可能性もあるかもしれませんね。
とはいえ、我が子がリレーの選手になれてもなれなくても、運動会を一緒に楽しんで思う存分応援してあげるということが一番大事ですね!

