もくじ
趣里は二世?実はあの有名な2人の子供!
実は、趣里さんは、あの「相棒」という刑事ドラマでおなじみの俳優水谷豊さんと、1970年代に活躍した日本の女性3人組のアイドルグループ「キャンディーズ」の伊藤蘭さんの娘さんなんです。
二世タレントではなくても、二世という言い方はちょっと印象が良くないかもしれませんし、本人も意識するところではあると思いますが、それも事実です。
バレエに関しては芸能人の娘だし、お嬢様の習い事ととして、バレエを一生懸命やっていた程度だったのかなと思いきや、調べていくと実はかなりの実力者だったらしいということがわかりました!
そして壮絶なエピソードも判明します。
実は4歳から井上バレエ団のダンサーだった!
趣里さんは、4歳の頃からバレエを始めたそうです。
そして6歳の頃に、「カルメン」で人生初舞台を経験しました。
趣里さんは以前、この頃のことをインタビューでこう答えています。
私が人生で初めて舞台にあがった日の写真です。
バレエの発表会が6歳の時にあり、同じような小さな子たちと一緒に「カルメン」を踊りました。
メイクも初めてで「こんな顔になるんだ」と驚いたこと、舞台では緊張のあまり「右、左、右」と足を出すところを「右、左、左」になってあせったこと、また照明のまぶしさや満員の観客席などを覚えています。
水谷豊さんと伊藤蘭さん夫妻は、舞台の上でかわいく踊る趣里さんの姿を、きっと客席からばっちり写真やビデオに収めていたに違いないですね!
趣里さんのバレエ舞台の動画は見つかりませんでしたが、井上バレエ団の練習風景はこんな感じです。
引用元:Youtube
毎日ここでレッスンをしていたんですね!
趣里はバレエオーディションに合格!英国へ留学!
4歳からずっとバレエのレッスンを一生懸命続けてきた趣里さんでしたが、小学5年生の時に憧れていた「くるみ割り人形」の主役、クララ役を掴みました。
この頃から本格的にバレリーナになりたいという夢や意欲が出てきたと趣里さんは言います。
踊ることや表現することが好きな趣里さんは、見る側でも美しさや日常から違う世界に連れて行ってくれるバレエに魅了され、その道に進みたいと純粋に思ったそうです。
趣里さんは中学生になると、本格的にバレエ留学を目指して、毎日レッスンに通うバレエ一色の生活になりました!
そしてオーディションに合格!
バレエ留学が実現します。
高校にあがるタイミングで英国のバレエ学校に留学できた時は、本当にうれしかった。
憧れている場所でのバレエ漬けの生活は夢のようでした。
そう語る趣里さんでしたが、バレエ留学では厳しい試練が待ち受けていたようです。
足の故障が続いて留学を中断!挫折で死も考えたことも
イギリスに留学した趣里さんが待ち受けていたのは、まずコミュニケーションの大変さ!
英語も最初は話せなかった趣里さんは、スクール仲間とのコミュニケーションにかなり苦労したようです。
コミュニケーションが上手く行かない分、体格の小柄な趣里さんは、負けじとバレエレッスンを頑張ったようです。
しかし、さらに趣里さんに追い打ちをかける出来事が起こります。
数回のねんざをし、さらにアキレス腱(けん)も痛め、ついにはジャンプの失敗による骨折までもしてしまうことになります。
治療のために留学を中断して帰国しましたが、医師から「感覚が戻るかどうかはわからない」と言われ、結局バレリーナへの夢を断念せざるをえなくなってしまったそうです。
この時のことを趣里さんはこう語っています。
当時はおかしくなりそうでした。それまで自分がずっと一生懸命やってきたことが無になってしまって……。正直、死んだほうがいいとまで思ったこともあります。それでも、やっぱり生きていかなくてはいけない。そのために前を向こうと徐々に思い始め、高校の卒業資格を取って大学に進みました。
挫折を味わい、目標を失うということは、本当に辛いことだったと思います。
このミュージックビデオでは、趣里さんの苦悩の経験が逆に生かされている気がします。
趣里の新たな武器はバレエで培った表現力!女優の開花
ずっと目標にしていたバレリーナの夢を絶たれ、絶望していた趣里さんでしたが、別の道を模索しながらも、どうしても表現したいという気持ちは消えなかったそうです。
そこで、同じ表現をするエンターテイナーとしてお芝居のレッスンを受けてみたところ、その面白さにたちまち引き込まれたようですね。
ただ、趣里さんの場合は、女優を目指すなら、親が芸能人という「二世」のレッテルがずっと付きまとうのは分かっていたので、相当な覚悟があったのではないでしょうか。
大好きで尊敬しているけどコンプレックスもある両親への思いなどもあり、かなり葛藤したようです。
しかし、信頼できる芝居の先生との出会いも、趣里さんの女優人生のきっかけになったようです。
芝居を通して、ありのままの趣里さんを受け入れてくれる環境が、女優という新たな目標に向かう背中を押してくれたとか。
今では、かなり注目を集める立派な女優さんですよね!
趣里さんの定評のある演技力や表現力は、バレエでの経験がかなり役立っていると思います。
趣里のバレエ人生から女優人生へ転換まとめ
いかがでしたか?
趣里さんは2011年にドラマ「3年B組金八先生」のファイナルに出演したのがデビュー作です。
それから、現在までにテレビドラマや舞台、映画やCMなど、幅広く活躍する女優さんへ変貌を遂げ、ますます女優としての人気が高まっています。
挫折を味わったバレエですが、最近では映画や舞台でも踊る機会も増えてきたそうです。
きっと今までの辛い挫折を含めて、これからもいろいろな経験をしながら困難を乗り越えて、もっと奥の深い女優さんになっていくのではないでしょうか。
女優の趣里さん、今後がますます楽しみです!