忙しい毎日を送っていると、なかなかじっくりと自分の顔をチェックする暇はないものですよね。
ただ、ふとした瞬間に、自分のシミの多さが気になったりすることもあります。
「あれ?こんなにシミがあったっけ?」
「化粧品じゃ、もう手遅れじゃない?」
私自身も44歳になった時、自分の顔のシミの多さと大きさに改めて気づき、どうにかしないと!と調べた経緯があります。
もちろん、美白系の化粧品は使っていましたし、紫外線対策もしていたつもりです。
ただ、年齢を重ねるにつれて、これらの対策の効果に追いつかないメラニン沈着が・・・。
巷にはいろいろなシミ取りの方法がありますが、やっぱりレーザーが効果的だと確信したので、今回はシミ取りを皮膚科でやるべきか迷っている女性に、皮膚科で治療すべき理由を解説しています。
- シミ取りは皮膚科でやる方がいい?
- やるべき理由は何?
- 皮膚科で人気のシミ取り方法が気になる
このような疑問にお応えします。
シミはともなると、セルフケアだけではなかなか改善できません。そのため、皮膚科の受診を考えてはいるものの、一歩踏み出せずに悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決する手がかりとしてこの記事では「シミ取りを皮膚科でやるべき理由」についてご説明していきます。
もくじ
シミ取りレーザーは皮膚科で絶対やるべき3つの理由

セルフケアでは中々シミが消えず皮膚科の受診を考えている女性に、皮膚科治療がいい理由は以下の通りです。
- シミの種類を識別し最適な治療ができる
- 皮膚科の内服薬は主成分量が多く高い効果が期待できる
- 美容点滴でシミを治療できる
それでは、順番にご紹介していきます。
⒈シミの種類を識別し最適な治療ができる
美容皮膚科ではあなたの肌の状態に合った適切で効果的な治療が受けられます。なぜなら、国家資格をもった医師が直接診断し、シミの種類を識別するからです。
ホームケアで色々試してみても、中々シミが改善されないという悩みをお持ちの方は多いはず。それはセルフケアでの限界もありますが、シミの種類に合ったケアができていないからという理由もあります。
もし、あなたがから本気でシミを改善しようと考えているのなら、気になっているシミの種類をまず判断する必要があります。
参考書やネットで検索して判断する方法もありますが、より確実な答えを出すには専門家に診てもらうのが一番です。
また美容皮膚科なら、治療中に起きた肌トラブルにも即座に対応できます。医師が適切な処置や薬を処方してくれるので安心です。
以下の記事でシミの種類についても詳しくまとめていますので、併せてご参考ください。

シミには様々な種類があり、1箇所に数種類混在していると専門家でなければ識別は困難です。治療方法もそれぞれ違う為、間違った治療法を試し続けると改善しないどころか悪化する場合もあります。
もしシミをから本気で改善したいと考えるのであれば、専門的知識をもった医者に種類を診察してもらいましょう。
⒉皮膚科の内服薬は主成分量が多く高い効果が期待できる
皮膚科の内服薬の方が、市販薬を使うよりもシミを改善する効果が期待できます。なぜなら皮膚科で処方される薬の主成分含有量は市販されるものより多いからです。
その為、効率的に短期間で効果を得やすくなります。
また、シミに効果的な内服薬は多くありますが、すべての薬を市販で買い揃えることは困難です。皮膚科で自分の肌にあった薬のみを処方してもらう方が経済的で安心です。
市販の薬にも含まれていますが、皮膚科の方が主成分含有量の多いものを以下でご紹介します。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、特に肝斑(かんぱん)の治療に多く使われる薬です。
シミの元になるメラニンを生成する細胞メラノサイトの活性化を防いでくれます。要するにシミが出来にくくなるのです。
またニキビで皮膚に炎症が起き、色素沈着がシミになった場合にも薄くしてくれる効果が期待できます。市販薬として有名で、薬局などで買われる方も多いでしょう。
市販薬の主成分含有量は1日最大量750mgと決められており、これを超えて販売することはできません。その為、他の成分を一緒に含有することでシミに対する効果を補っています。
一方で、皮膚科で処方されるトラネキサム酸の主成分は1日最大量2000mg、下限750mgとされており市販薬の約2,5倍です。
1日2,5倍も含有量が違えば、数ヶ月服用したら効果はまったく違いますよね。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは、肌の漂白剤と言われるほどシミ取りに高い効果が期待できます。
市販薬と皮膚科の処方薬とでは濃度が100倍ほど違い、市販薬はビタミンCなども含有しているため純粋なハイドロキノンではありません。
市販薬がこれほどまでに低濃度で販売されている理由は、ハイドロキノンは特に刺激性が強く、かぶれや赤み、ヒリつきなどが生じるケースもあるからです。また長期間保存したものを使用すると更に肌への刺激が増してしまいます。
このように副作用のリスクもある薬ですが、皮膚科医の指導のもと容量・用法を守って使用することで高い効果が期待できます。
⒊美容点滴でシミを治療できる
皮膚科ではシミに効果的なグルタチオンやビタミンCを直接血管内に送り込む点滴治療があります。その為、食事やサプリメントより早く効果が実感できます。
これは、医師がいる医療機関にしかできない治療です。
点滴にはダウンタイムもありませんし、本来人が持っている成分を注入するため体への負担も少なく安心です。
美容点滴でよく注入されるグルタチオン、ビタミンCの効果を以下でまとめました。
グルタチオンの効果
強い抗酸化作用やメラニン生成抑制効果があります。
シミやくすみが気になる時、日焼けをしてしまってシミになるか心配になった時などにささっと美容点滴を受けるのもよいでしょう。
高濃度ビタミンC
ビタミンCには美白や美肌の効果が期待できます。
食事やサプリメント、内服では全身に行き渡る前に酸化してしまいますが、点滴なら酸化させることなく短時間で本来の効果を発揮できます。
このように、グルタチオンや高濃度ビタミンCを直接血管に注入することで、シミの出来にくい肌を作ることができるのです。
皮膚科で人気のシミ取りレーザの治療方法をチェック

皮膚科でシミ取りを考えている女性に、皮膚科で人気の治療法を以下でご紹介します。
- ピコレーザー
- ルメッカ
- Qスイッチヤグレーザー
それでは順番に説明していきます。
①ピコレーザー
ピコレーザーは、シミ・そばかす・肝斑治療はもちろんの事、肌全体の若返りもできる万能肌再生レーザーマシンです。
肌へのダメージが少なく、ダウンタイムの少なさも人気の一つです。
- シミ・そばかす・肝斑
- 色ムラ・色素沈着・赤ら顔
- 毛穴・ニキビ跡
- ハリや弾力の衰え・たるみ
- くすみ・美白
- 妊娠線・肉割れ・傷跡
今までシミ治療で一般的に使用されていた「ナノ秒」レーザー(Qスイッチレーザー・QスイッチYAGレーザー・Qスイッチルビーレーザー等)より短い「ピコ秒」のレーザー照射ができます。
従来より「早い・きれい・痛みが少ない」が可能になった今大人気の治療法です。
②ルメッカ
ルメッカは、一回あたりの治療効果が高く、従来の光治療では4〜5回かかるところ、わずか1〜3回の治療でシミ改善が期待できます。
- 濃いシミ・薄いシミ・そばかす
- くすみ
- 肌質改善
- 美白
- 肌のハリ・弾力アップ
- ターンオーバーの促進
ルメッカは治療の痛みを極限まで軽減してくれる為、痛みが苦手な方にもオススメです。
③Qスイッチヤグレーザー
Qスイッチヤグレーザーは、シミ・ほくろ・そばかす・あざなど幅広い治療に優れています。また短い時間でメラニン色素を破壊し、健康な肌へのダメージは最小限に抑えられる治療です。
安定した照射が可能で、本来はレーザー治療が難しかった肝斑にも効果的な治療が行えるようになりました。
- シミ・そばかす
- あざ
- 肝斑
- 美肌・美白
以上が、現在美容皮膚科で行われている人気の治療法です。
クリニックによっては、治療設備に違いがあります。気になる治療方法がある場合は事前に確認して受診しましょう。
シミ取りレーザーを皮膚科でやるべき3つの理由まとめ

これまでお伝えしてきたように、からのシミ取りは皮膚科で治療した方が高い効果が期待できるといえます。
まずは気軽に皮膚科を受診し、気になるシミの状態を相談してみましょう。治療方法もきっとあなたに合ったものが見つかるはずです。
それでは今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。