新型コロナウイルスの感染防止のため、多くの小中高校が休校になっています。
管理人にも2人の小学生の息子がいますが、やはり親の立場として「勉強の遅れ」というのがとても気になります。
正直なところ、親が仕事していようがしていまいが、自宅で過ごすとなるとどうしても学習の不足というものが出てきますし、そもそも、学校生活ではないゲームなどのいろいろな誘惑がありますよね。
親が勉強を見るということもかなり限界があります。
ということで、今回は休校中におうちでもなるべく「飽きさせないで」自分で学習できるものを集めてみました。
これは実際に、管理人の家で取り入れているものばかりです。
学びの中で大切なことは「勉強する時間」ではなく、いかに新しいことを「理解」したり「知る」ことだと思います。
若干費用はかかりますが、ステイホームの中でいかに親から少し離れて自分で学習を効率良く行うか、ということを追求してみたので、ぜひご参考にしていただけると嬉しいです。
もくじ
小学生の自宅学習は無料で!現代は動画授業が充実

学校の授業というものは、30人~40人という大人数で行われますよね。
みんなで学ぶということは、実は教える側としては一度にたくさんの人数を教えるので効率が良いですが、教わる方は意外とそうでもないもの。
スイミングも顕著な例で、10人ほどの生徒に対して1人のコーチというものだと、泳いで指導を受ける時間は、待つ時間が同じくらいか、それ以下かもしれません。
マンツーマンで教わっていれば、即座に解決できることも、たくさんの人数だと時間がかかるということもよくあることです。
学ぼうとする意欲さえあれば、自宅でも動画などでマンツーマン形式で学ぶことができます。
無料で学べる動画

例えば、無料だとYouTube動画。
もちろん、教える先生に偏りがありますが、それは学校も同じ。
むしろ分かりやすいYouTube動画は自分で選べるので選択肢があるだけ良いかもしれません。
最近では、芸人さんが子供向けの学習動画を配信したりしていて、意外と楽しく学ぶことができます。
おっぱっぴーこと「小島よしお」さんのおっぱっぴー小学校
結構おもしろいです!
引用元:YouTube
オリエンタルラジオの中田敦彦さんも「中田敦彦のYouTube大学」という学習動画をたくさんアップされていますね。
ただ、ホワイトボードで字がたくさんかかれてあり、座学のようなスタイルなので、小学生ではなく、中学生以上に向いている印象です。
引用元:YouTube
また、小学校低学年くらいまでは、「ごにチューブITオンライン授業」もおすすめ。
一般の方ですが、絵をふんだんに使っているので、視覚的に分かりやすいです。
引用元:YouTube
理科の実験動画などは、テレビでおなじみのでんじろう先生の動画が良いですね。
「米村でんじろうサイエンスプロダクション」ではたくさんの実験動画がストックされています。
引用元:YouTube
有料の動画で学ぶなら?リーズナブルに学習しよう

また、管理人の小学6年生の息子は、YouTube動画も活用しながら、学校の授業のような感じで学べる有料の動画も活用しています。
どうしても無料の動画だとクォリティや内容に信頼性が持てないという部分もあります。
スタディサプリは、しっかりとした講師の先生の講義を自宅で見られますし、習ったことがない部分をきちんと学べるので休校中だけでも活用してみるのも良いと思いますよ。他のタブレット学習より低価格なのも良心的です。
パソコンでもスマホでも動画が見られて、理解度をチェックする問題もすぐできるので、飽きずに続けらます。
漫画で楽しく学べる!歴史はキャラクター重視で

動画学習は、どうしても与えられたものを見ているだけなので、どちらかというと受動的。
学習するということは、もう少し自分からアクションを起こす能動的なものでなくてはなりません。
それにはやはり読書は最適です。自分で活字を読むことは、行動を起こさないとできないことですからね。
たくさん時間がある休校期間は、日本の歴史を読書で学ぶと良いです。
読書と言うと特に男の子は苦手な場合も多いですが、漫画であれば楽しく学べますよね。
漫画で歴史を学べるシリーズは、昔から人気ですが、最近では人気キャラクターによる歴史漫画も登場しています。


これは我が家の子供達にもかなり好評で、サクサク読み進めていて、もう2~3週目です。
↓オーソドックスな歴史本

ぜひ、お子さんに合った学習漫画が見つかると良いですね!
考えさせることが一番の学び!未来の仕事を予想させる

学校教育に関わる学びは、子どもたちが社会人になるためには必要不可欠なのは言うまでもありません。
しかし、これからの未来は、今までのような学歴社会ではないということも合わせて意識しておかなければなりません。
つまり、学校で学ぶこと、成績を良くしておくこと、これらはもちろんできていたほうが良いことなのは間違いありませんが、決しそれだけではもう仕事を得られることや、仕事ができることとは直結しないということなんです。
では、個人としてどのような能力が求められるか。
小学生のうちから、どのようにその能力を養っていけばよいのか。
それは「考える力」です。
そして、考えた結果から逆算して行動する能力です。
このコロナウイルス感染拡大という、多くの大人にとっても未経験な出来事で、職を失ったり収入が大幅に減ってしまったり、たちまち生活立ち行かない状態になってしまった人も数多く存在しています。
日本のみならず、世界中の職業のあり方や仕事の形が激変していくことはもう避けられないでしょう。
ただ、この出来事を学びの教材として、子どもたちが自分ごととして捉え「考える」力を養う機会として活用してみるのも悪くはないと思います。
家族でディスカッションすると、教科書で勉強する以上の効果が得られると思いますよ!
小学生の自宅学習は無料でもできる!まとめ
これから長い時間を生き抜く子どもたちには、「考える」ことこそが、今一番必要な学びなのではないか、と管理人は思います。
決して不安を煽ることではないですが、今後またどのような困難が地球を襲ってくるか分かりません。
今ある「幸せ」や「現実」をずっと維持させるためには、どんな努力や工夫が必要なのか、自分の考えを柔軟にする意義など、本質的なことを学ぶ時間として、子どもたちにはこの休校時間を過ごしてもらえると有意義になるのではないでしょうか。
子どもたちの幸せのためを考えると、「ただ勉強させておく」のはとてももったいないことですね。