旅行はお好きですか?
※現在はコロナ禍ということもあり、自由な旅行は控えるべき時期ではありますが。旅行できる時に備えて、今から準備しておくとおすすめな情報を掲載しています。
旅行って楽しい娯楽ですが、出費が思った以上にかさみますよね。
家族が増えるとさらに必要経費も倍増します。
でも、家族がいるからこそ、思い出づくりに旅行したいと思うものです。
我が家も子供が小学生の時は、ある方法を使って北海道から「石垣島旅行」や「ディズニーランド旅行」「USJ旅行」など、無料で楽しんできました。
今回は、私たちが実際に行なっている無料航空券を手に入れて国内旅行をする方法を公開していきたいと思います。
ただし、リーズナブルに旅行をするためには、事前準備が必要です。この計画を決行するには1年くらい前から水面下で動かなければなりません。
しかし、このやり方を続ければ1年おきくらいには、いえ、毎年で旅行をすることが可能です。
今回のテーマは飛行機代を無料にするためのマイル情報とクレジットカードです。
参考にしていただけると嬉しいです。
もくじ
旅行での一番大きな費用は?

基本的に、旅行にかかる費用としてメインに当たる大きなものとは「交通費(航空券など)」・「宿泊代(ホテルなど)」・「食事代(朝・昼・夜)」ですよね。
他にも入場料・入館料など細々としたものはかかってきますが、そういったものはどうしたって安く抑えるには限界があります。(クーポン使用など)
当然といえば当然なのですが、旅行のメイン費用をいかに安く抑えられるかということが格安旅行の鍵を握っています。
知らなきゃ損!航空券代を無料にする近道は?

今回はそのうちの航空券代を抑え、できれば無料にする方法を。
これは、クレジットカードで貯めたマイルでまかないます。
マイルを貯めるといっても、飛行機に乗って貯めるのではなく、ショッピングでマイルを貯めるのです。
つまり、俗にいう陸マイラー(飛行機に乗らずにマイルを貯める人)という位置づけになると思います。
とはいっても、マイルを貯めるために特別なことというはそんなにしないのですが。
つまり、旅行の1年前から水面下で動くというのは、クレジットカードを使いショッピングマイルを貯める期間のことです。
ただし、貯めるマイルはJALマイレージバンクでもANAマイレージクラブでもありません。ユナイテッド航空のMileagePlus(マイレージプラス)でマイルを貯めます。
マイレージプラスのマイルがおすすめな理由!

マイレージプラスを貯める理由はいくつかあります。
①国内特典航空券はANAが使える
②ポイント還元率が良い
③特典航空券への利用マイル数が低い
(国内線だと片道5,500から11,000マイル・改悪の可能性あり)
④家族間はもちろん他人にも特典航空券として使える
⑤マイルの期限が実質ない
⑥特典航空券がサイトで簡単に予約できる
以前は私も日本の航空会社のクレジットカード(JALやANA)を作って、そちらに一生懸命マイルを貯めていました。
しかし、通常での還元率は0.5%と低く、特約店やスーパーマーケットでポイントが倍の時期や商品を狙って購入したり、戦略的に貯めていかないとかなり溜まりにくいという印象でした。
さらに、一生懸命貯めたマイルも3年という有効期限もありますし、これが意外とネックとなってしまって結局使い切れなかったり、希望の特典航空券が取れなかったり・・・ということも多かったのです。おそらく、この記事をご覧の方にも覚えがあるのではないでしょうか。
ということで、日本の航空会社のマイレージサービスは、使い勝手が良くないという結論に達し、もう5年ほど前からマイレージプラスに変え、これまでこのマイルを利用して家族旅行を楽しんでいます。
2019年8月29日に有効期限が廃止され、ますますこのメリットは大きいです。
ただ、経営状態が悪くなると、再び以前の「18ヵ月に一度のマイル加減」が条件になる可能性もあります。
マイレージプラスのマイルを貯めるカードは?

おすすめは、マイレージプラスJCBカードです。
カードのランクは
・ゴールドカード【年会費16,500円】100円=1.5マイル
・一般カード【年会費5,500円】100円=1マイル
・クラシックカード【年会費1,375円】100円=0.5マイル
と3つあります。
年間の支払い額を考えて選ぶと良いですね。
例えば、年間200万円カードで購入することを想定する場合、付与されるマイルは以下のようになります。
ゴールドカード・・・30,000マイル
一般カード・・・20,000マイル
クラシックカード・・・15,000マイル
ゴールドカードは年会費が高めですが、少なくとも片道航空券分はペイできるので全く損はしないのではないかと思います。
マイレージプラスは国内特典航空券がお得すぎる!

さらに、このマイレージプラスのマイルは貯めるのも簡単なのですが、国内特典航空券として使うときのほうが本領を発揮します。
どういうことかというと、マイレージクラブの特典利用マイル数は、現状ではJALマイレージバンクやANAマイレージクラブよりもかなりお得なマイル数で交換できるのです。
特典航空券利用として国内線を利用する際に、マイレージプラスは基本的に2つの距離パターンしかありませんので、とてもわかり易いです!
飛行距離が800マイル以下の国内線の区間は片道につき5,500マイル!
飛行距離が801マイル以上の区間については片道につき8,800マイル!
※2023年1月現在(改悪などの可能性あり)
どちらも出発21日前までに発券した場合
800マイルを超える区間は、東京から出発の場合、沖縄(那覇・石垣・宮古)のみとなり、ほとんどの区間は片道5,500マイルで特典航空券の利用が可能です。
例えば、東京から北海道に旅行したい場合は、一人11,000マイルで往復の特典航空券が取れますので、家族4人だと44,000マイル必要ですね。カード利用を夫婦それぞれが年間100万円であれば、1年半ほどで貯められるマイル数です。
ちなみに、我が家は北海道在住ですので、例えば沖縄の石垣島に行きたい場合は、片道8,800マイル必要です。往復なので1人17,600マイルですね。
ということは、家族4人だと70,400マイル必要ですので、カード利用が夫婦それぞれ100万円程度であれば、マイルが貯まるのは3年くらいかかるかもしれません。
しかし、少なくとも3〜4年に1回は家族で無料航空券を使って思い出旅行できるというのは、かなりメリットが大きいと思いませんか?
マイレージプラスが他と違うところ

面白いのが、マイレージプラスのマイルでは、新千歳空港からでも羽田空港からでも、沖縄や石垣島は800マイルを超える区間になるので、どちらから出発しようが片道11,000なんです。
目的地が沖縄本島でも石垣島でも(飛行機に乗る回数・区間数に関わらず)必要マイル数は同じですし。
もちろん国内線はANA便利用です。
しかし、同じANA便を乗るにしても、ANAマイレージクラブとは必要マイル数が違います。
ANAマイレージクラブも、ディスカウント時期では東京ー北海道間は片道6,000マイルですから、マイレージプラスと比べてそれほどお得感がないように感じるかもしれませんが、ハイシーズンなら片道9,000マイルになり、特典に必要なマイル数が高くなってしまいますので、結局お得ではなくなってしまいます。
マイレージプラスは、8月の夏休み時期などの繁忙期でも、閑散期でも特典に必要なマイル数は変わりません。
ただし、出発の20日前~当日は必要マイル数が少しアップしますのでご注意ください。
もちろん国際線特典もマイルが貯まれば予約できますが、行き先ごとに必要マイル数が違いますので、マイレージプラスのサイトなどで確認が必要です。
私は、まだ国内線の特典しか利用経験はありませんが、今後利用を考えているので国際線特典などもチェックしていて、マイレージ比較の「マイルで得得」というサイトをよく確認に使わせていただいています。
特典航空券予約は公式サイトで簡単に!

貯めたマイルを使って特典航空券の予約をするために、複雑な手続きは必要ありません。
MileagePlusの公式サイトで簡単に予約ができます。
クレジットカードを作るにはマイレージプラスに入会することになるので、このサイトでログインをして、貯めたマイル数なども確認します。
ちなみに、特典航空券の予約のページはこんな感じです。

必要なことを選んだり入力していくだけで、予約画面へ進んでいけますので、何も難しいことはありません。
ちなみに国内線は2ヶ月前から特典航空券予約が開始されますので、繁忙期には開始直後に予約することを強くおすすめします。
予約した国内特典航空券を使うには

予約した特典航空券は、郵送で自宅には送られてきませんから、自分でマイレージプラスのサイトにログインし、チケットをプリントアウトする必要があります。
予約した便のサイトで航空券のレシートを表示し、Eチケット番号が載っているページをプリントアウトする必要があります。
このEチケット番号がチェックインには必要です。
プリントアウトした用紙をチェックインカウンターへ持っていけばOK。
ちなみに、自動チェックイン機でもEチケット番号を入力すれば簡単に出来ますので、有人カウンターが混んでいても安心です。
マイレージプラスは、マイルを貯めることも、特典航空券として使うことも容易にできますので、どう考えても利用しない手はありませんよね!
カードの年会費でLCC航空券が買える?だけど…

今回ご紹介したマイレージプラスのクレジットカードは、マイルをきちんと貯めることを考えるとどうしても年会費がそれぞれ7,150円はかかってしまいます。夫婦二人で14,300円です。(国内大手航空会社のカードも最低2,100円かかる)
おそらく、それを考えるとLCC(格安航空会社)で航空券が買えちゃうのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに、最近ではLCCが増えてきていますので、活用したいところですよね。うまくキャンペーンで激安の航空券でも買うことができればメリットは大きいと思います。
しかし、子供と一緒に旅行する時期は大体決まっています。夏休みなどの繁忙期は、こういったLCCの航空券も大手の航空券と同様、金額が高騰します。(大手よりは安価ですが)
それに子連れの旅行であれば、やはり大手の航空会社のサービスが良いと私は考えています。
理由はいくつかありますが、特に次の2つのポイントが重要です。
・子供が一緒だと何かとトラブルも増え、時間が読めない
・荷物が多い
LCCは時間には非常にシビアです。チェックイン時間が少しでも過ぎるとカウンターが無人になるので、対処もしてくれません。(我が家は乗り遅れ、その場で買い直した苦い経験があります)
しかも、スーツケースなどの大きめな荷物を機内に預けるのも有料ですので、安く航空券を買えても、最終的には意外と高くついてしまうこともあります。
その点、やはりJALやANAといった大手航空会社は安心です。
カウンターへの到着が遅くなってもきちんと案内してくれますし、手荷物も常識的な範囲であれば無料で預けることができます。
また、乗り継ぎ便があれば、遅延しても対処してくれます。
LCCもメリットが大きいので、ぜひ活用したいところですが、やはり大人同士(時間にルーズな人は✖)や1人旅などの少人数の旅行でないと、ちょっとハードルは高いかもしれませんね。
ということで、こういった理由から、家族旅行には大手航空会社の利用を断然おすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
おそらく、この記事をご覧いただいている方も、今現在、他のクレジットカード利用でポイントを貯めていたりされていることもあるでしょう。
しかし、このマイレージプラスのクレジットカードでマイルを貯め、夏休み(繁忙期)などのイベントに家族旅行としてマイルを使うことを考えると、その費用対効果はどのクレジットカードのポイントよりも、満足度は高いとみています。
ぜひ、お得に家族旅行を楽しんでいただければ嬉しいです!
さらにこのマイレージプラスは、もっと興味深い使い方もできるので、このマイルを利用して、ママの弾丸一人旅もしたいなと思っています。それはまた別の機会に触れたいと思います。
ありがとうございました!