40代後半で正社員へ2度の転職をし、
2社目の仕事を5ヶ月で辞めました。
転職失敗です。
原因は、「仕事が向いていなかった」から。
ただ、それでもなんとか頑張ろうと懸命に努力はしました。
しかし、
あるとき職場で言われた一言が、
結局のところ最後までずっと心に引っかかっていて
努力を続けることができなくなってしまいました。
割と色々なことは気にしないタイプですが、
今思えば、嫌だなと思っていたことは、実はパワハラだったのかなとも思います。
今回は、これが「パワハラ」「いじめ」だったのではないだろうか?
と思えることをまとめて、順位をつけてみました。
経験者がランキング!職場のパワハラ・いじめ行動
私が最後に勤めたのは、全社員20名にも満たない小さな会社でした。
ほぼ、女性が占めるその会社は、いつもシーンとしていて、
電話対応しようものなら、その声が筒抜けの状態。
そんな状況の中、慣れない仕事をなんとかこなそうと必死だったのですが、ちょいちょい気になる言葉を言われて、徐々に心が折れて行きました。
特にひどいなと今考えても涙が出てしまうほど悔しかったものをピックアップし、今回ご紹介いたします。
私は、どちらかというとさっぱりした性格なので、あまり気にしないのですが、さすがにこれは・・・と思ったものです。
第1位「この仕事向いていないよね」と言われた
適性のない仕事は、努力してもなかなかうまくいかないものですね。
私自身、初日から「向いていない」と感じた仕事でしたので、毎日時間をかけて慎重に仕事をしていましたが、それでも完璧に仕事を完了させることがなかなか難しい状況でした。
そんな中、上司(しかも同い年)からふと言われた「この仕事向いていないよね」という言葉。
入社してから数ヶ月、プライドも捨て恥をかきながらも懸命にやってきた自分の努力は、何一つ評価をされていないのだということを思い知らされました。
自分なりに精一杯やった結果、その言葉が出てくるのだったら、もう何もできないかもしれないという思いました。
もともと少ない自信が喪失した瞬間でした。
第2位 発達障害をやんわり疑われた
「発達障害があるのでは?」のようなストレートな表現ではなかったのですが、上司は、ご自身を引き合いに出して、「自分はミスをすると発達障害でもあるんじゃないかなと思う時がある」と言ったことがありました。
上司がそうなら、たくさんミスをする私は完全に発達障害だと言われているようなものです。
実際に、発達障害かどうかは疑ったことがなかったので、かなりの衝撃を受けました。もしかしたら、ミスが多いのはそうなのかもしれないと思い始めました。
第3位 「前の仕事、ちゃんとできていた?」発言
致命的なミスはしないものの、細かいミスはほぼ0になりませんでした。
年下の同僚が、ダブルチェックをしてくれていたのですが、やはり毎回ミスを発見し、指摘される毎日。
きっと同僚も疲れてしまったのでしょう。呆れもあったのかもしれません。
雑談の中で、「前の仕事はきちんとできていましたか?」のようなニュアンスで言われたことがあります。
できていなかったら何年も働いてこられなかったと思うのですが、
この言葉も地味にショックで、退職後の今もずっと忘れることができません。
第4位 わざとピックアップして笑いものにされた
これは、初めて公の場での初仕事をする時の話です。
いつも友好的に接してくれて、親切だと思っていた管理職の同僚(年上)が、わざと私の仕事を職場内で目立つように仕向け、慣れない仕事ぶりを笑われたことでした。
しかも、面白いと思う部分をメモを取ってまで。
私自身は、この仕事を初仕事をなんとかこなすために必死で準備して臨んでいたのですが、あとから、「あー面白かったー」と満足そうでした。
これも、今考えるとひどいなと改めて思います。
この仕事向いていないと言われるのはパワハラ!認定
働く人員が定着しない職場は、年中人手不足です。
人が入っても、すぐに仕事ができるようにはなりませんから、
もともと働いている上司や同僚も、早く使えるようになって欲しくてイライラすることもあるのかもしれません。
しかし、だからといって、もともといる人に「この仕事向いていない」と言われるのは、どれだけショックなことか。
私は、途中でもう諦めてしまいましたが、どれだけ根性がある人材でも、この言葉を言われることで一人前になるまで長い時間を要してしまうでしょう。
ということで、この発言は個人的にパワハラ認定とさせていただきます。
自分自身も、今後、発言する方に回らないように気をつけなければならないと、肝に銘じます。